譲れないこと。
2018/01/29 21:56:10
あみぐる屋のこだわりあみぐるみを作るうえで。
「商品」としてあみぐるみを作り始めて、もうすぐ10年になります。
最初から、「あみぐる屋だけの」あみぐるみ、にこだわって作ってきたのですが、作り続ける上で「これだけは譲れない!」ということがいくつかできてきました。
そのうちのひとつが、あみぐるみの「目」です。
目も耳も肉球も、糸!
とにかく、パーツは全部糸で編もう!と思っているところが大きなこだわりですね。
私も、最初は目や鼻のパーツはボタンを使用していました。
あるイベントで、お客様に
「前に買ったあみぐるみ、ワンちゃんにかじられちゃったの」
と言われてとてもショックを受けてしまったのです。
ぬいぐるみやあみぐるみで目が取れてしまうのって、けっこうよくあることだとは思うのですが(今から考えれば)、そのときは「私のせいだ!」と思っちゃったんですね。
そのとき、「目も編んで縫い付けてしまえば、簡単に取れないはず!」と思いついたんです。
試してみれば、手の強さによって大きさや形が毎回微妙に異なるので、表情もちょっとずつ違う子が生まれていきました。
同じ表情の子がひとつとしていない。これって、ハンドメイドの魅力でもあるんですよね。
すっかりその手法に惚れてしまって、それからはほとんどボタンを使用しなくなりました。
こだわりだしたら、目だけでなく、全部のパーツも編みたくなって(笑)
上のポシェットも、口金やコードの金具以外はぜーんぶ、糸で出来ています!
これがあみぐる屋のこだわりのひとつです。
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