オリジナル作品を作るとき
2018/02/01 23:19:36
あみぐる屋のこだわり糸は2本!
最近、よちよちポシェット(仮)の試作品を作っているのですが、今回のように、何度も編んでは解いてを繰り返して作ることが多いです。
オリジナルということは、もちろん編み図がありません。
「こんな感じになったらいいな~」というのを、自分の手で作るしかありません。
なので、編んでみて、ちょっとでも違ったり、試してみたかったりしたら、あっという間にほどきます(笑)
その中でも絶対に「守っていること」がいくつかあります。
どれもとても小さなことですが、品質という面で譲ってはいけない部分だと勝手に思っているので、必ず守っていることです。
たとえば、「糸は2本」。
ちょっと編み物をしている方にはわかっていただけると思うのですが、編み目をすくったり、拾ったりするときのことです。
針を刺す位置、という感じかなー?
必ず、糸が2本以上あるところに針を刺す、ということを守っています。
「この場所にこのパーツを縫い付ければぴったり!」
とどんなに思っても、その場所に糸が1本しかなかったら、縫い付けません。
縫い付けたものや編みつけたものがグラグラして不安定になってしまいそうな気がするんですよね。
もちろん、しっかりとした編地なら、そんなことはないのかもしれませんが。
あみぐるみは、いろんなパーツをつなぎ合わせることがとても多いので、ここはこだわっています。
「針」を持ち替えない
あとは、これは完全に私がズボラだからっていう話なんですが(笑)
販売用のオリジナル作品を作るときでも、たいていそれがお教室で教えるキットになったりするので、「簡単に作れる」という点も模索したりします。
その中で、いったんかぎ針を置いて、はさみで切って、新しく糸をつけて違うパーツを編む・・・といったことが極力ないようにしています。
なんででしょうね。かぎ針を置きたくないんですよね。あと、糸を切る、ということは、その分あとで「糸始末」をしなければならないので、かぎ針をとじ針に持ち替えなくちゃいけないんですよね。
これが、面倒くさい(笑)
完成の形が見えてきた、よちよちポシェット(仮名)。
これも、本体からバネ口金の差し込み部分からひもの部分まで、ずーっとつなげて編んでいます。
ひとふで書きみたいに、どうやったらつながるかな?と考えながら編むのも楽しいです。
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